過酷な運命に翻弄された歌姫の物語「トスカ」
政情不安に揺れるローマを舞台に、歌姫トスカと画家カヴァラドッシの愛と運命を描いた、不動の人気を誇るオペラ。プッチーニの甘美な旋律とドラマティックなオーケストレーションは人々の心を動かしてやまない。数々の名アリアに乗せて、スリリングな愛憎劇が展開する、新国立劇場でも高い人気を誇るプロダクションに乞うご期待。
過酷な運命に翻弄された歌姫の物語。情熱的な愛と悲劇のドラマ
プッチーニの作品でも特に人気の高いオペラ『トスカ』。マダウ=ディアツ演出は作品の真髄をイタリアの伝統的な演出手法で描いています。第1幕終盤の「テ・デウム」をはじめ、19世紀ローマを模した荘厳重厚な舞台や衣裳が大きな見どころで、新国立劇場のレパートリーの中でも屈指の人気を誇ります。冒頭のカヴァラドッシの甘美なアリア「妙なる調和」、トスカの絶唱「歌に生き、恋に生き」、カヴァラドッシの告別の歌「星は光りぬ」など全編に人気アリアが散りばめられ、1日を切り取った緊迫したドラマと共に、声のエンターテインメントとして歌手の技量も存分に楽しめる作品です。
トスカ役には”トスカ歌い”に名乗りを上げた新進ソプラノのイゾットンを、カヴァラドッシには世界屈指の人気テノール、メーリを迎えます。指揮はイタリア・オペラで絶大な信頼を集めるカッレガーリです。
2020/2021シーズン
オペラ『トスカ』/ジャコモ・プッチーニ
Tosca/ Giacomo PUCCINI
全3幕〈イタリア語上演/日本語及び英語字幕付〉
オペラパレス
予定上演時間:約2時間55分(第Ⅰ幕50分 休憩25分 第Ⅱ45分 休憩25分 Ⅲ幕30分)
「トスカ」とは
『トスカ(Tosca)』は、ジャコモ・プッチーニ(Giacomo Puccini/1858年-1924年)によって作曲された3幕のオペラです。
劇中では、数多くあるオペラの中でも特に人気のある有名なアリアが美しく歌われます。
プッチーニは同名の戯曲をみて、すぐにこの台本に惹かれたそうです。
しかし「トスカ」をオペラ化する権利は、一度はアルベルト・フランケッティのものになってしまいます。
その後フランケッティが無償でオペラ化の権利をプッチーニに譲り、この傑作は生まれました。
1900年ローマ初演。脱獄した政治犯人アンジェロッティをかくまった画家カバラドッシと,その恋人トスカをめぐる悲劇。トスカに横恋慕する警察長官スカルピア男爵は,犯人隠匿の事実を知ってカバラドッシを捕え,その赦免状と引替えにトスカを口説きます。
トスカは偽りの承諾で赦免状を手に入れると,その場でスカルピアを刺殺するが,その赦免状も偽りのもので,結局カバラドッシは銃殺され,トスカも屋上から身を投げて死ぬ。日本では 1919年ロシア歌劇団によって初演されました。
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開催場所 | 新国立劇場オペラパレス |
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料金 | S席:24,200円/A席:19.800円/B席:13,200円/C席:7,700円/D席:4,400円 ※消費税込み |
開催日 | 2021年1月23日(土)~2月3日(水) 公演日程は、1月23日(土)14:00、25日(月)14:00、28日(木)14:00、31日(日)14:00、2月3日(水)17:00。 ※2月3日(水)の公演時間は、当初19:00に予定されていたが17:00へ変更となった |
電話番号 | 03-5352-9999 新国立劇場ボックスオフィス |
住所 | 渋谷区本町1-1-1 |
交通アクセス | [車]首都高速4号線下り新宿出口/中央自動車道・首都高速4号線上り初台出口[公共交通]京王新線(都営新宿線乗入)「初台」駅中央口(新国立劇場口)直結 |
駐車場 | 400台 料金30分300円/観劇時割引あり/時間貸し最大料金2,000円 |
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