第61回式能

第61回式能 国立能楽堂

第61回式能

シテ方五流が一堂に会する「式能」の公演が、第61回を迎え、国立能楽堂で行われます。
「式能」は、翁附五番立の能楽公演としては唯一の大変貴重な催しです。

第61回式能 式能とは

式能」は、昭和20年の当協会設立後、昭和36年に、当協会最初の公演として行われました。
以降毎年、翁附五番立(江戸時代の基本的番組編成)にて開催しており、本年で61回目を迎えます。
現在、シテ方五流が一同に会する翁附五番立の能楽公演としては、唯一の大変貴重な催しです。
今回はシテ方金剛流宗家・金剛永謹が「翁」を勤めます。

能楽の正式な上演形態である翁附五番立は、江戸時代に「武家式楽」として確立され、能楽以前の予祝芸能である「翁」から始まり、『神・男・女・狂・鬼』のジャンル分けに従って上演されます。また能の間には中世の大名・小名や庶民を描く狂言を挟み、人間の様々な笑いが演じられます。

1日を通して能楽を鑑賞する事で「過去・現在・未来」更には「神・人・仏」を知ることになります。能楽は、人や文化の多様性を認め、様々な民族文化を内包した総合芸術といえます。

上演形式

「能」・「狂言」は、室町時代からおよそ650年以上、途絶えることなく演じられてきた、日本を代表する舞台芸術です。古くは豊臣秀吉や徳川家康など多くの武将に愛され、現代ではユネスコの無形文化遺産に登録され、海外からも高く評価されています。

能(のう)

能は謡(歌・セリフ)と囃子(楽器)に合せて演じられる歌舞劇で、多くの曲で演者が能面という仮面をつけているのが特徴です。
登場人物は人間だけでなく神や鬼、妖怪や幽霊などこの世のものではないものも登場し、また、演者は様式化された簡素な動きで感情を表し、物語が進みます。

狂言(きょうげん)

狂言は、中世の庶民の日常生活を明るく描いた、セリフが中心の喜劇です。能と異なり、ほとんどは面をつけずに演じられ、笑いを通して人間の普遍的なおかしさを描きだします。

2021年 第61回式能の演目

「能」・「狂言」は、室町時代からおよそ650年以上、途絶えることなく演じられてきた、日本を代表する舞台芸術です。古くは豊臣秀吉や徳川家康など多くの武将に愛され、現代ではユネスコの無形文化遺産に登録され、海外からも高く評価されています。

第1部は、能・金剛流「翁」(翁/金剛永謹)、能・金剛流「西王母」(シテ/今井清隆)、狂言・大蔵流「宝ノ槌」(シテ/善竹大二郎)、能・喜多流「東岸居士」(シテ/粟谷明生)、狂言・和泉流「魚説法」(シテ/野村万作)、第2部は、能・観世流「胡蝶 物著」(シテ/梅若紀彰)、狂言・大蔵流「土筆」(シテ/山本東次郎)、能・金春流「俊寛」(シテ/櫻間金記)、狂言・和泉流「痩松」(シテ/野村万禄)、能・宝生流「野守 白頭」(シテ/今井泰行)が上演されます。

名称 第61回式能(しきのう)
所在地 〒151 – 0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1
会場 国立能楽堂
開催期間 2021年2月21日
【第1部】9:00開場、10:00~14:15(予定)
【第2部】15:15頃~19:15(予定)
※開場は、第1部の入れ替えおよび消毒作業が終わり次第の入場
※完全入替制
開催場所 東京都 国立能楽堂
交通アクセス JR中央本線・総武線「千駄ヶ谷駅」から徒歩5分、または地下鉄大江戸線「国立競技場駅」から徒歩5分、または地下鉄副都心線「北参道駅」から徒歩7分
主催 公益社団法人能楽協会
料金 全席指定:1・2部通し券/正面1万4500円、脇正面・中正面9500円  各部券/正面8500円、脇正面・中正面6000円
問合せ先 公益社団法人能楽協会 03-5925-3871
ホームページ https://www.nohgaku.or.jp/shikinoh2021